グリンSHIATSUマッサージ | 日記 | 本当のマッサージとは?(3)

スタッフはいずれも、マッサージ・鍼灸の国家資格所有者です。治療に癒しに、安心してご利用いただけます。

Top >  日記 > 本当のマッサージとは?(3)

グリンSHIATSUマッサージ の日記

本当のマッサージとは?(3)

2012.02.07

前回の(2)は、おかげさまで日本ブログ村のランキング、マッサージ・指圧部門の最もよく読まれた記事(注目記事)第1位に選ばれました。読んでいただいた方々に、厚くお礼申し上げます。  さて、続きです。 3.さらに、立ち位置だけで揉む人の技量がわかるようになった。  マッサージをする際のベストポイント(立ち位置の)は、常に1点しかありません。
立ち位置が決まれば自ずと揉む際の姿勢が決まってくるので、それがわかるものなのです。 <コリって何?>  しかしながら最も重要なことは、<コリがわかるようになったこと>であり、鍼灸師、マッサージ師ともこれがわからなければ話にならないのです。 1.ではコリの種類の判別について書きましたが、今回は単にコリのあるなしの話です。  そもそも<コリ>とはなんでしょうか?
 
 医学的には次のように説明されています。  [内臓の異常は、急進性の内臓知覚神経のインパルスとして脊髄の後角で、これと走行を共にする自律神経と、その周辺の皮膚、筋の知覚神経に作用し、その体表の近く神経を支配する領域に、*知覚過敏および筋の過度緊張を生じ、これが「こり」「いたみ」などとなって体表に現れる。これを連関痛ともいう。従って体表の知覚過敏または筋緊張を起こしている部位を指圧することは、連関痛と逆の作用をひき起こすことが出来る。すなわち圧の強弱、圧法の変化などによって、体表から内臓反射を促し、内臓の働きを賦活し、機能の変調を正常化することができるわけである。これを反射作用という。]  *内臓に異常があると、それと神経的な連なりのある皮膚に知覚過敏が現れる。これを内臓知覚反射といい、ヘッド帯と呼ばれる。  <コリ>がわかることと、その判別ができるようになること、これが東洋医学にたずさわる者の最低の要件である、それで先生方が「人を揉みまくれ」と言っておられた訳が「心」にストンとおちました。  そんな訳でよく、「本場のタイで、**1ヶ月修業してマッサージの資格を取りました」(たとえそれが3ヶ月であったとしても)などという話を聞くと、私には悪い冗談としか思えないのです。       (つづく) ** 観光客向けのこんなスクールは、バンコクにはいくらでもあります。なかには1週間(!)というコースも・・。   

日記一覧へ戻る

【PR】  体質・肌質改善サロン ARiA  水野長生院  楽太郎   ホームコンじゅく新潟中央教室  居酒屋&BAR TAKAのTUME